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お墓を建てる時期に一定の決まりはありません。
一般的には、四十九日忌、百ヶ日忌や一周忌などの法要に合わせてお墓を建てることが多いようです。(宗派によって異なります。)
法要以外の時期では、お彼岸やお盆に合わせて建てることが多いようです。
いずれにしろ、一日も早くお墓を建てることが故人の供養になります。
また、生前に建てるお墓のことを”寿陵”といい縁起の良いこととされています。

私たちがよく耳にする”土用”は「7月の土用丑の日」で、うなぎを食べて体力をつける日として知られています。

その”土用”ですが、実はお墓の工事にも深く関係しています。
春、夏、秋、冬の年4回ある”土用”は、土を動かす土木作業を着手することは大凶とされ、縁起が良くないと昔から言われています。

冬の土用1月17日~18日ごろから2月の立春の前日まで春の土用4月17日~18日ごろから5月の立夏前日まで
夏の土用7月20日ごろから8月の立秋の前日まで秋の土用10月20日ごろから11月の立冬の前日まで

基礎工事が土用にかかるご依頼には事前にご説明して、少し期間をずらしていただく場合がございますのでご了承ください。

場所を移動せず、同じ場所にお墓を新しく建て直すことを改築(リフォーム)といいます。
書類上の手続きは必要ありませんが、工事に際して墓地の管理者の承認が必要です。
古い墓石を動かす前に御魂抜きの儀式を行います。
新しいお墓が完成したら入魂式を行い御魂を入れてもらいます。

寿陵とは、生きている間に自分で建てるお墓(生前墓)のことです。

お墓を建てたら納骨の前に、墓石に入魂する開眼法要を行います。
仏教で、お墓を建てただけでは、ただの「もの」にすぎないとされています。
それが開眼法要を修めることによって、仏様の魂が墓石に入り、ただの「もの」から仏塔になるのです。
地方によって、呼び名が異なり、開眼供養、入魂式、魂入れなどと呼ばれることもあるようです。
既に遺骨がある場合は、関係者の都合のいい日を選び、納骨法要といっしょに行うことが多いようです。

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